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WB工法の家 2010 10月26日

WB工法①.jpgWB工法②.jpgWB工法の家をご存じだろうか?
長野県のある大工さんが、ここ30数年の家の作り方に警鐘を鳴らし始めた。家電品や自動車などの工業製品のように、大量生産が可能なプレハブ住宅が作られるようになり、全国で何処でも同じような家が建ち始めた。いわゆる家の既製品化。プラスチックやビニールなどの化学素材を使った家は壊す時に大量の有害ごみを生むだけでなく、高気密高断熱の住宅は、通気性の乏しい核シェルターのような家になってしまいました。これが果たして快適な住宅と言えるのでしょうかというのが、この棟梁の問題提起。シックハウス症候群という形で社会問題化する以前から、この御仁日本古来の家づくりの文化や記述を受け継ぎながら、その不十分だった所を最先端記述で補いこれからの健康住宅を提唱している。それを称してWB工法の家。wとは二重の通気層、Bはプレス(呼吸)との事。