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2013.4.3日経一面コラムに期待 2013 4月 3日

本日4/3の日経朝刊、何とも最近は偏向気味の記事が多くて、閉口していた日経も久々のわが意を得たりのコラムが始まった。
                                   「規制
安部晋三.jpg・・・岩盤を崩す」とのテーマで、第一回目は「改革を阻む3つの手口・・・牛歩、したフリ、骨抜き」の小題がついている。
「規制緩和」が流行語大賞を取ったのが1993年。もう20年も前の事。呼び名が規制改革と変わっても、規制を正せとの声は
変わらない・・・と医薬品販売のインターネット販売の解禁問題に始まり、保育所の基準の見直し、解雇規制の明確化、保険診療と
保険外診療を併用する混合診療の導入・・・2001年に総合規制改革会議が答申に盛ったテーマが12年たった今でも検討項目として
同じ問題がずらりと並んでいる。
前に進むためにはどうしたらいいのか?と考え、官僚や族議員の典型的行動パターンを勉強する事から対抗策を練ろうというもの。
実に今まで解っているようで解っていない、政治と言う暗闇の中での何ともやりきれない慣行に改めて目を向けている。
牛歩戦術 面従腹背、そして骨抜き・・・票をバックに関連業界が族議員に陳情を重ね、議員らは省庁に圧力をかける。
岩盤の割れ目から除く昔ながらの政官業の癒着構造は隠せない。いくら立派な改革案をまとめても手練と手管で魂を抜かれ、作文
の域を出ずに終わる。・・・本当の帰省が改革されんことを臨みながら、改革会議で言ったという、甘利経済産業相の「自分たちがダ
イナマイトになる」そのことばがどうしても私には空虚に備いてしまうのだが・・・・日経新聞のこのコラム、明日から期待したい。




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