大地震の後の大混乱で、東京、東北各電力会社は計画停電という措置を行わざるをえなかった。福島原発の大トラブルで、今自然再生エネルギーが改めて注目されているものの、本ブログで、鬼の首を取ったように「原発のリスク」について述べるのは、混乱に拍車をかけるだけで有益でないと考える。その中でNIKKEIプラス1にて、改めて"節電"について特集を組むのは、何とも爽やかで、日経新聞久々のヒットと言いたいと思う。
少しばかり長くなるが、その一部をご紹介致したい。「お役に立つ節電情報」です。
・・・(前略)時間帯により電力使用量は異なる。東京電力によると春先にピークとなるのは午後6〜7時ごろ。「明かりをつけ、同時に暖房を入れる人が多いため」という。夕食準備の時間帯でもあるため、調理に電気炊飯器や電子レンジ、IHクッキングヒーターを使う人はその分も加わる。すぐにできることは、不必要な明かりをこまめに消すこと。白熱球を使っている場合は、蛍光灯やLEDに替えると消費電力を大幅に減らせる。電気カーペットやエアコンなど電気を使う暖房器具も極力使わず、使う場合もピークを避け、服を着込んで設定温度を18度以下など低めにすることが大切。厚手のカーテンを使う、ドアを閉めるなど暖気が逃げない工夫も有効。
その際、夕食を家族みんなでとり、今で一緒に過ごす時間を増やすのも一つの方法。個室で明かりをつける機会が減るとともに、人体から出る熱で暖かくなり、節電につながる。調理でも電気を使わないようににする。例えば、ご飯はガスコンロと鍋を使って炊ける。冷めてもおいしい料理を作るのも良い。ただ都市ガスの場合は、停電時には必要以上に使わないように気をつけたい。日本ガス協会では、病院などが非常用発電に都市ガスを使っており、停電中は不要不急の都市ガス使用を控えるよう求めている。家電の待機電力を低くすることも大切。電気ポットや温水洗浄便座など必需品でない熱器具の使用は控えたい。ハードディスクレコーダーも必要のない場合は電源プラグを抜いておけば使用電力を減らせる。間接的に節電につながるのが節水。下水の処理に多くの電力を使うためで、東京都下水道局などが節水を呼び掛けている。・・・
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