欧州の自然エネルギーは各国の支援策に支えられて、これからも大きく飛躍しそうな勢いを感ずる。2009年欧州の企業12社が「デザーテック」という企業連合を結成した。デザーテックとは、desert(砂漠)とtechnology(技術)の造語で、サハラ砂漠から太陽熱発電と太陽光発電で造った電気を、高電圧の高い送電効率の送電網によりアフリカ南部の国々と南ヨーロッパを結ぶというもの。モロッコやアルジェリアなど北アフリカ諸国、南欧、中東に太陽熱発電所を主とする自然エネルギー発電所を建設し、地中海をまたぐ直流送電網で結ぶプロジェクト。投資は民間を中心に、2050年までに4000億ユーロ(約50兆円)を見込む。
「欧州のフライパン」と称されるほど、スペイン南部アンダルシア地方は日差しが強い。総合テクノロジー大手アベンゴアグループが造った「PS10」と呼ばれる集光型の太陽熱発電所がそこにある(1万キロワット)太陽熱で水を水蒸気に変え、タービンを回す。火力発電と同じ仕組み。この地域は快晴の日が多く、年間280日運転できるそうだ。2012年までに更に増設し、30万キロワットの総合発電所になる予定。これは、日本の黒4ダムの水力発電所レベルで、太陽電池パネル10万軒分に相当する。
人類が今依存している石油は、主に1億5千万年前のジュラ紀から白亜紀まで、つまり恐竜時代の数千万年の間に生成され、地中に保存されて来たもの。それを人類が掘り出し、200年ほどの「一瞬」のうちに使い切ろうとしている。自然にはやっぱり摂理というものがあって、科学の名の元に人間だけが勝手に自分達だけの為に使って、思い切り環境を破壊している事が許される筈が無い。神の存在など論理の外の話ながら、自然の帳尻というものは、長い目で見て合ってくる筈。ここ2〜3日の極め付きの暑さの中で、この節理が妙に真に迫ってくる。
石油の高騰、地球温暖化の問題化でバイオ燃料の生産が急増した。ブラジルはサトウキビから、米国はトウモロコシから、バイオエタノールをつくり、欧州ではヒマワリや菜種からバイオディーゼル油をつくっている。それらは石油から作るガソリンやディーゼル油に混ぜる形で市場に広まっている。各国政府は、補助金を付けたことで、食料に回すよりも設けが良くなる事もあり、皮肉にもトウモロコシなど食料価格の押し上げ要因になるなど別の問題も惹起している。環境にやさしいバイオ燃料が食糧危機を悪化させるという事・・・全く笑えない。
ANAのアメリカンフットボールチームの代表・監督をさせて貰っていた時に、特に口うるさく言わせて貰ったことの一つ、練習中でも試合中でもとにかく「水を飲め!」と言う事。ひと昔前、私が現役の頃(と言っても私の現役は野球の方でしたが・・・)練習中は水を飲むと体力を奪われるとか言って、全く水を飲ませて貰えなかった。今から思うと信じられない事で、何の科学的根拠もない事なのに、まるで練習中は、精神修養の如く、水を口にする事は罪悪に等しかった。
外野に転がったボールを探す振りをして隠れて飲んだ事など一度や二度ではない。
そんな嫌な経験もあるが、スポーツには適切な水分補給は欠かせない、全くあたり前の事である。
一年経ってスタートラインに帰って来た・・・と言っても実際のスタートラインからは遥か後方スタンバイでしたが・・・今回は兄、弟、弟の嫁、友人達と大層な人員が私達のグループからエントリー。私の81歳になる母親は静岡市から、母の弟は夫婦で倉敷市から応援に来てくれた。梅雨が前日に一気に明けて、当日はギンギラギンの真夏の太陽が容赦なく照りつけるマラソンには最も不向きな天候となりました。殆ど毎年エントリーしているけれど、ここまでの好天は初めて。地球の温暖化を肌で感じたと言ったら大袈裟か?
長野県上高井郡小布施町、栗の栽培で有名な小洒落た町をご存じだろうか?この小布施町で、2003年から”小布施見にマラソン”なるハーフマラソン大会が催されている。たまたま、ANA長野支店勤務当時に始まったこの大会に途中3回ほど出場出来なかったものの、第一回目から参加し、結構エントリーしている。今年もまた、昨年に続いて走る事になった。勿論、競技ではあるものの、本来目的は「町興し」のイベントの為、文字通り街を上げてのお祭り騒ぎ、多分ボランティアの数では、全国でも多い方ではないかと推察する。第一回目の2003年が800名程度の参加が、昨年は6671人、しかも完走率99.6%と町おこしイベントとしての目的は十二分に果たしている。今年は、我が兄と弟そして親戚、友人含めて11名参加、我が家にとっても大イベントに成長した。
のんびりと構えていないで、とにかく一件でも受注が無い状態から脱しなきゃならない。徒に焦っている訳でもないけれど、全力で寝る間も惜しんでこの仕事にかかりっきりと言う状態で無くては、自分自身が納得していない。爺さんの余暇を利用したお慰みの片手間仕事と今までの状況は一緒。確かに別件の仕事もあるけれど、二足の草鞋を履く事は自分でも出来るとの判断の上なので理由にならない。
・・・という訳で(どうも理屈が多い)何でも販売の能動的なアクションを起こす一環として、先ずホームページは作った、次は近隣への実際のセールス活動のツールである、パンフ・チラシの作製に入った。
ブラックコールドと言うそうだ。北緯57度にあるカナダ・アルバータ州北部の町。フォートマクマレー。北部アルバータ一帯に広がる「オイルサンド」という粘りの強い油と砂とが混じったちそうが、石油の枯渇が囁かれる中、巨大な未開発地として世界の注目を集めている。
精油所の技術者は「ここで起きているのは現代のごーるどらっしゅだ」という。実際、お稲サンドは「ブラックゴールド」と呼ばれる。
森功著「腐った翼」幻冬舎を読んだ。潰れて当然、潰して当然、政官界との癒着、隠蔽体質、高すぎる給料、頻発する運行トラブル、そして"お家騒動"に明け暮れるけき大の小物経営者・・・本の帯にこうある。
中身を読んでみて、余りの凄まじさに、余りの救いようの無さにJALの本格的終焉は遠くないと知った。
6月12日地元上田市のあるNPO主催の「自然エネルギー講座」に参加した。地元のかなりの自然エネルギーに見識豊かな方々が30数人熱心に講義を聞いておられました。これからの自然再生エネルギーのキーワードは「小規模分散型」であると盛んに説いておられたのが印象的でした。確かに、戦後の復興から、日本経済がGNP世界第二位になる過程にあって、大規模発電、大規模送電網にて、安定的に大量の電力エネルギーを必要とした事は否定できない。またその為には「電気事業法」によって保護された大電力会社がいわば独占的に発電し、統制しなければならなかった背景も十分に理解できる。しかし、その結果、地球環境に対してネガティヴな側面も同時に生みだしてしまった事も事実。これからは硬直的な考え方を捨てて、フレキシィブルに小規模でしかもあらゆる所で分散的に発電して行く・・・それが自然再生エネルギーであり、地球環境にやさしいエネルギーであれば、その存在を、その進捗を阻んで舞う現在の「電気事業法」は見直す時期に来ていると判断できる。
・・・とここまでは従前の論理展開でありました。ところが・・・
工務店を回り、新聞を小まめに切り抜き、業界の展示会等があれば、時間を惜しまず出かけ・・・とにかくスワ!お客さまからの見積もり打診があった時にあたふたしないように準備だけはしているつもりでいる。
肝心な受注所か、見積もり依頼さえ無い。そんなに甘くは無いよ、皆が必死にやっているんだ!プリウスだって、何もしなくちゃ売れないでしょ、それと同じで、地道な営業活動が、何れは花開く時が来る・・・と信じてはいても、若干の寂しさがある。
二足の草鞋を履くとなると、自分自身相当なスケジュール管理と覚悟が必要だと、予め頭ではわかっていたものの、実際両方の草鞋が本格的に稼働し始めると、中々時間配分が厳しくなってきた。
五月から引き受けた旅行の仕事は、かつての得意とするフィールドなだけに、思い入れが強いのか放っておけない。かと言え本業はゆめゆめ疎かに出来ず、時間はどれだけあっても足りない。退職したらのんびりと・・・なんて気楽に考えていたのに・・・
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |