6月6日の我が家の電気料金の検針結果が届いた。
5/8~6/5までの使用身28日間の電気使用量107kwh、3,032円。太陽光発電の売電量(受給電力量)435kwh、20,880円。
自宅の設備容量は、140Wのパネルが30枚、4.2kw。
家の照明の殆どをLEDに替えたこともあるけれど、素晴らしい実績に妻と共にニンマリとしている。
夫婦二人暮らしながら、私の会社は自宅兼事務所。妻は自宅一部で「エステサロン」を開業している。それでも約一か月の
電気量が3千円。売電が余剰電力とはいえ、2万円とは何とも嬉しい結果であります。
それにつけても、どうして世間の皆さんが自宅に「太陽光発電設備」を設置しないのか?不思議で仕方ない。
政府や、電力会社が盛んに夏のピーク時は現在の発電施設ではとても賄いきれないと宣伝しきりの中、そんなことより、太陽
光発電の有用性をなぜもっと積極的にアピールしないのか、単純な疑問。
そんなに原子力が大切なのか?そんなに原子力を取り巻く既得権益が美味しくて手放せないのか?世の中の権力構造が、
大電力会社の言いなりになってしまって、かくあるべしとの本来の進むべき道が閉ざされてしまっているのか?全く解らない。
我田引水で、自分がやっているもののメリットを、アドバンテージを殊の外声を大にして言っているつもりはないけれど、こんなに
"おいしい"ものがあるにも拘らず、爆発的な拡がりを見ない現状に、正直呆れてしまう。
何度もブログで書いてはいるけれど、かつての高度成長期には、国家的規模の大電力会社が必要だった時代は確かにあった
と思う。
しかしながら、将来エネルギーを考える時、化石燃料の埋蔵量も見えてきた、オイルメジャーを取り巻く世界の利権構造が以下
に、公平なエネルギー需給を歪めてきたかを考える時、①自ら利用するエネルギーは自らが創り出す②エネルギーは、地球環
境を汚染しないことを前提に作り出す③徹底的に省エネに取り組み、今以上のエネルギー消費はしない・・・これらを本気になっ
て考える時、キーワードは「小規模分散型」という事になる。
自然エネルギーの取り組みでも、そこに大資本が絡み、大資本の損得、大資本論理による導入では、必ず破綻する。
自らが立ち上がる時が、「今」だとつくづく思う。